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空き家活用と民泊〜民泊と空き家活用の親和性親和性〜

みなさんこんばんは。IBOの中の人です。

さて、今日は民泊と空き家活用に関して詳しく解説していきます。

Ito Business Office合同会社がどんな会社なのかは以下の記事に書いておりますので、まだお読み出ない方はぜひお読みください!

Ito Business Office合同会社ってどんなとこ?

きっかけは一件の相談から

弊社が空き家再生・活用事業に乗り出そうと思ったきっかけは一件の相談からでした。

「この空き家、どうにかならないかな?」

そんな相談がありました。

弊社はもともと民泊をやっていた会社です(詳細はこちら「Ito Business Office合同会社ってどんなとこ?」)

民泊を許可してくれる不動産オーナーさんってほとんどの場合、借り手がなかなかつかなくて困っている空室の多いマンションなんです。

そのため、必然的に、先ほどのような相談が多くなってくるわけです。

また、民泊をやっていると言うと
「うちの部屋も民泊でなんとかなるかな?」
といった相談も多く受けました。

そこで、「いっそ住んでいない空き家も直して民泊運用しちゃえばいいんじゃないか?」と思い立ってやってみたのが現在のモデルの最初でした。

民泊と空き家活用の親和性

空き家活用と民泊は非常に親和性が高いです。

というのも、観光で訪れたい場所と、住みたい場所というのは得てして違うものです。

例えば、名古屋市は
「魅力のない街」
に認定されてしまっていて、目立った観光資源がないという現状がありました。

逆に、住環境としては、

・インフラは整っているし

・商業施設もそれなりに揃っているし

・東京や大阪ほど人でごった返している様子もなく

と程よい感じで、住み心地はいいのです。

これが逆に田舎になってくると、観光では来たいものの、住むにはしんどいという場所は多々あります。

今回の長野の物件もまさにそうでした。

今回の長野の物件は、観光地としては八ヶ岳やビーナスライン、白樺湖等、有名人の別荘もあるくらいの場所となっています。

しかし、この物件の持ち主は、実家から関東に出て仕事をしているので、この物件を相続したものの、誰も住むことはなく、10年も空き家のままでした。

また、近隣も高齢者のみで住まれている家が多いと伺いました。

つまり、観光としては魅力のある街でも、住むとなると仕事やインフラの問題等で不便に感じる人がいるということです。

この時に民泊の出番なわけです!

観光客向けに宿として家を貸し出す。

家主はマネタイズできる。旅行客はホテルよりも安く地元の生活を体験できる。

民泊にはそんなメリットがありました。

民泊の終焉!?

さて、そんな民泊ですが、ついにオワコンか!?なんて言われています。

というのも、民泊のプラットフォームの多くはアメリカ発祥の企業で、日本での知名度はそこまで高くないのです。

日本の民泊大手Airbnbもアメリカの会社です。知ってましたか?笑

とはいえ、民泊新法が制定されてからは日本人の利用者も増えてはいました。

しかし、やはり予約の大半は海外からの観光客、いわゆるインバウンドに頼った状態でした。

そして、最近の外国人旅行者の数はこのようになっています。


住宅宿泊事業法に基づく届出及び登録の状況一覧(令和3年5月10日時点)
出典:観光庁住宅宿泊事業法に基づく届出及び登録の状況一覧より
2020年訪日外客数
出典:日本政府観光局(JNTO)より

さて、これを見てインバウンドがどれほど絶望的な状態かわかると思います・・・

また、日本人の動向も緊急事態宣言等により制限されています。

となると、日本人向けにシフトする、賃貸等に転用する等して活用していくほかなくなりました。

つまり、民泊として現在も申請が残っている部屋も、民泊の収益のみで成り立っている部屋はおそらくひとつもないのではないでしょうか?

なんとか生き残りをかけて補助金、給付金で凌いでいるというのが現状かと思います。

民泊は今後も空き家活用の一助となるのか?

では、今後も民泊は空き家活用の一助となるのか?ということです。

正直な話、インバウンドが回復するまでは厳しいと思います。

とはいえ、インバウンドが回復した場合は、民泊はブルーオーシャン状態に戻っていることでしょう。

今を耐え忍び、コロナ禍を乗り切る。

皆さんと同じです。

飲食店も厳しい状態にあります。

ともに乗り越えましょう!

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
何かお困りごとがあればお気軽にご相談ください。では!

お問い合わせはこちらから

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