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空き家活用と民泊〜民泊の現状と今後について〜

みなさんこんばんは。IBOの中の人です。

弊社は空き家の再生及び活用を進め、地域社会に貢献する企業です。

Ito Business Office合同会社が何をしている会社なのかを詳しく解説した記事はこちらになります。

ぜひご一読ください。

Ito Business Office合同会社ってどんなとこ?

今日の内容はこちら。

民泊ってぶっちゃけどうなの?

これまで、民泊はインバウンドによる観光需要を支える重要な宿泊施設として2018年6月15日の法整備以降、2万件を超える部屋が登録されていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、最近では廃業するオーナーが増えて来ています。

2020年1月の時点では届出のある住宅数は20525件となっています。

しかしそれ以降、新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言、給付金を受けられない個人事業主等様々な理由により廃業する部屋が相次いでいます。

こちらのグラフをみるとよくわかると思います。


住宅宿泊事業者届出件数推移(2020年1月9日時点)
出典:観光庁届出件数等の推移より

この画像だけをみると、「届出件数は右肩上がりに増えてます!」「民泊盛り上がってます!」という印象を持つ人も少なからずいるかと思います。

しかし、よく見ると廃業の件数も右肩上がりに増えていることがわかります。

この、届出件数というのは、廃業や新規の登録を含めて何かしらの届出を行なった件数ということになるので、廃業等で事業をやめる場合も含まれているということです。

数字を見る場合は、そのデータが何を表した数字なのかをよく見る必要がありますね。

ということは、事業が成り立たなくなって店じまいをしてしまった民泊が増えているということになります。

名古屋の民泊の現状

では、名古屋に目を向けるとどうでしょう?

こちらの画像をご覧ください。


住宅宿泊事業法に基づく届出及び登録の状況一覧(令和3年5月10日時点)
出典:観光庁住宅宿泊事業法に基づく届出及び登録の状況一覧より

これを見ると、何かしらの届出を行なった件数は548件で、このうち廃業等の届出は132件にも上ります。

登録されている件数もピーク時より100件ほど少ない数字になっています。

このことからも、名古屋市でも民泊の廃業はかなりの数になっていることがわかります。

ちなみに、札幌と大阪に関しては規模がかなり大きいのですが、届出全体のうち50%ほどが廃業の届けになっています。

名古屋はそういう意味ではまだ廃業するより粘りたいという思いの方が強いように感じます。

また、届出件数が多いのは、廃業するにあたり、居抜きで民泊を引き継ぐ事業者がいることも原因となります。

まさにピンチはチャンスと捉え、体力のある企業や個人が生き残りをかけてバトルしている感じです。

Ito Business Office合同会社としては収益性のある部屋は維持できるようにし、収益性の低い物件は店じまいするという精査の時期だと捉えています。

なんとか残したい部屋、そうでない部屋は見極めていく必要があるでしょう。

インバウンドの今後の見通し

私はオリンピックまではインバウンドは復活しないのでは?と考えています。

日本政府はなんとしてもオリンピックをやりたいと考えています。

これは、聖火リレーを何事もなかったかのように行なっていることからも容易に想像ができます。

そうなると、次に問題になってくるのはインバウンドの回復時期です。

東京オリンピックを行うために、政府はなんとしても感染者数を減らしたいはずです。

オリンピックに海外の観客を入れないことを決定したことからも、政府はなんとか日本人だけでも動員してオリンピックを行いたいという思いがあります。

そのため、ここで感染者を増やすわけにはいかず、なおかつ変異株を持ち込んで欲しくないという考えもあるため、政府は外国人の積極的な流入をオリンピック終了まで控えることになることが予想されます。

このため、オリンピックが終わるまではインバウンドは最低の状態が続くことになりそうです。

民泊の未来

民泊の今後の予想としては、厳しい現実が待っていそうというのが正直なところです。

しかし、オリンピックが終わって日本政府が抱える山がなくなれば、日本政府も一気に経済の回復に舵を切ることになるでしょう。

そうなってくると、GOTOトラベル事業の再開、ワクチン接種後のマスクを外した生活等、元の生活が少しずつ見えてくる状況になります。

オリンピックを無事に終え、経済政策に一気にシフトできるタイミングが一刻も早く来て欲しいものです。

まとめ

弊社では、上記の状況を踏まえ、現在民泊で利用している部屋の賃貸での運用を積極的に行なっております。

まずはお問合せよりご連絡いただければ、賃料等、詳しい内容をお伝えします。

ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちらから

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。では!

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